「少人数保育でコミニュケーションが沢山とれる家庭的な保育を」                                 
                               

                                                                                                 せいこく保育園 園長 柴田 昭道

福岡県粕屋郡久山町のせいこく保育園は、少人数保育を実践している基準適合施設です。
せいこく保育園はお寺が運営しているのが特徴で、園長はお寺の住職が、務めています。
せいこく保育園の園長挨拶で園長さんは、備え付けの遊具ではなく、身近にあるものを使って子ども達が遊んでいます。
遊具が限られているのはあえてそのようにしているからで、子どもが自ら遊びを考えて遊ぶことを目標としているからです。
また物質的な充実よりも、友達同士や周りの大人との関わりを重視しています。
遊びの時間が設けられていますが、せいこく保育園の年長さんは遊びだけでなく、お勉強の時間があります。
せいこく保育園は少人数制なので、先生は子ども一人ひとりに気を配れますし、子どももまた先生と充実したコミュニケーションを取ることができます。
会話を重ねることで言葉を覚えたり語彙力が増えますし、相手の話を聞いて自己表現ができる子どもに育ちます。
そうした保育を実践しているせいこく保育園は、坐禅や習字といった、お寺らしい保育に取り組んでいるのが特徴です。
坐禅の時間は姿勢を正し、呼吸を整えることによって集中力を養うことができます。
せいこく保育園は臨済宗寺院清谷寺の付属保育園なので、坐禅のお勉強は本堂で行われます。
本堂は静かで落ち着ける環境ですから、坐禅を組むのに適していますし、誰にも邪魔されないので自分自身に集中できます。
坐禅は姿勢が崩れると体が疲れてしまうので、子ども達は自然と疲れないように、正しい姿勢を保とうとします。
そして更に呼吸を整えるとリラックスできて気持ちが落ち着きますから、次第に子ども達は自分から坐禅に取り組むようになります。
せいこく保育園はこのように、自分を大切にする方法を学ぶことができて、他人を思いやれる心の余裕が持てますから、子どもにとって理想的な環境だといえます。
仏教保育という一般的な保育園では珍しい保育を提供していますから、興味を持ったら問い合わせてください。